美容ニュース(欧米編):南クリニック 理事長ブログ その1
美容整形の近未来予想
ここ10年ないしは20年くらい後の美容整形は、どのような方向に向かうのかという内容の、ニューヨークはマンハッタンの美容外科医への、インタビューが掲載されています。 やはり、再生医療のようです。幹細胞を使用して脂肪注入を行うだけでなく、骨や軟骨も幹細胞から作成して移植していくことが、行われるようになるでしょうとのこと。そして、手術や手術前に、術後の状態をもっと正確に予測できるようなシステムの開発も、進むでしょうということでした。 現在、これらの中で可能なものは、幹細胞を併用した脂肪注入だけですが、今後はもっといろいろなことが、幹細胞を使用してできるようになるでしょう。 因みに、軟骨の再生は軟骨細胞を培養して可能です。しかし、幹細胞からの培養は、未だ実用には至っておりません。これが幹細胞から培養できれば、不要なお腹の脂肪から、鼻を高くすることも可能になるでしょう。 http://cosmetic-makeovers.にきび酒自然治療マイクロダーマブレーションにきびにきび
com/2010/10/02/the-future-of-plastic-surgery
不況で闇医者跋扈のアメリカ
リーマンショックの後、アメリカの美容整形業界でも不況の嵐が訪れた。しかし、鼻の整形手術だけは、アメリカ美容外科学会によると、2009年度に70%以上の増加が確認されている。 最も減少したのが、豊胸と脂肪吸引だそうである。 片や美容整形のブラックマーケットも急成長している。3月7日の新聞報道によると、医師でない者による、豊胸・豊尻・頬の増量を目的としたシリコン注入で、合計6人が入院して治療しているとのこと。この注入されたシリコンは、いわゆる医療用ではなく、ホームセンターに売っている日曜大工用であったとのこと。 アメリカの10年後に、日本で同じようなことが起こることはよくあるが、日本の美容整形業界のブラックマーケットも存在するようである。「コラーゲン」と称して、シリコンを注入する闇医師の存在は、扇風機おばさんでも話題になった。
ニキビ痕と何が彼らをどうする
男性の乳房縮小術
大きな胸部に不満を抱いているのは女性だけではない。
2年連続して、BBC Newsによれば、男性の乳房縮小術手術は、イギリスの美容整形産業で最も成長の大きな項目であった。
症例の増加は、米国で見られない。
「我々は、増加を見た」、Dr. Robert Cattani, board member of the American Academy of Cosmetic Surgeryは語る。
「この5年で、私は200~300件の男性の乳房縮小術をした。」
イングランドでの乳房縮小術の数は昨年2008~581で323から行った。そして、それは、Aesthetic Plastic Surgeonsの英国学術協会によると、80%の増加である。
米国では、18,000件の男性の乳房縮小術が、2008年には男性のためのものだったと、Plastic Surgeons.アンドロゲン性脱毛症の治療
のアメリカの協会は推測している。米国の男性のための美容外科処置のなかで、Plastic Surgeonsのアメリカの協会によると、鼻「再構築」、眼瞼手術と脂肪吸引の後、乳房縮小術は第4位にランクインする。
2008年の米国での男性の乳房縮小術の数がその前年から16%の減少を示したが、これは経済理由によるもの。
男性の乳房縮小術は、通常、健康保険によってカバーされない。
イギリスでは、ある外科医は、男性誌がその手術を受けるように、煽っているのではないかと、言っている。
「多くの男性は、5または6年前発行されてさえいなかった男性誌からの圧力を感じている」、ラジブ・グローバー(顧問形成外科医)は、BBCに語った。
男性の女性化乳房の主な原因は、肥満である。良心的な美容外科医なら、まず、ダイエットを薦めるだろう。しかし、女性化乳房の原因は、それだけではない。ヘロインやマリファナなども、原因となる。また、男性にも乳がんは発生することがある。その場合には、片方のみが女性化乳房となる。また、精巣がん(○玉のがん)では、両側に女性化乳房が発生する。
したがって、ダイエットしても改善しない女性化乳房は、基礎疾患の検査を行い、それでも何もない場合に、美容外科医による乳房縮小術を行うべきかもしれない。
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